同紙によると、英国の地質学者ジム・フィットン被告(66)とドイツの心理学者ヴォルカー・ワルドマン被告(60)は3月にツアーでイラクを訪れ、シュメール時代の考古学品12点を持ち出そうとした罪で3月20日にバグダッド空港で拘束された。対象となった品は主に陶磁器の破片だという。フィットン被告は裁判で、12点の歴史的価値を知らなかったと主張。イラク南部ジーカール県の遺跡2か所を訪れた際に拾い集め、そのうち2点をワルドマン被告に渡したとしている。関連ニュース