両首脳は、覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、東アジアにおける「力による一方的な現状変更の試みを許さない」との認識を共有した。
また、日本の防衛力向上と同盟を深化させる方針も確認。ウクライナをめぐり、ロシアへの対応で緊密連携を図る。
両首脳の対面による本格会談は初。ロシアのプーチン大統領による核の威嚇を踏まえ、日米が結束して、中国・ロシアの核や通常戦力の脅威に対抗する姿勢を示す形となった。
両首脳は会談後の共同記者会見に臨み、岸田氏は、バイデン氏から「改革された国連安保理」において日本が常任理事国になることを支持するとの表明があったと明らかにした。
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