バンコクでは9年もの間、選挙が行われてこなかった。2014年に都知事任期満了となったが、クーデターが勃発し、全国および首都は5年間の予定で軍事政権に移行した。2019年に総選挙が行われ、タイは民間人による統治に戻った。バンコク都知事選挙に向けて準備が始まったが、新型コロナウイルス感染拡大により中断された。
バンコクはタイにおいて首長を選挙で選出する数少ない都市であり、首長を知事とする唯一の都市。バンコクの他、チェンマイとパタヤの市長は選挙で選出される。国内76県の知事は内務省により任命され、同省の管轄下に入る。
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