発足メンバーとして見込まれるのは日米をはじめとしてインド、韓国、オーストラリア、シンガポールなど13か国。これら諸国のGDP(国内総生産)は世界全体の約40%を占め、日中韓など15か国が参加する地域的な包括的経済連携(RCEP)や、11か国によるTPPを上回る。
参加に前向きだった台湾は加わらないことが予め明らかになった。台湾が参加すれば中国の反発は必至とみられていた。
バイデン氏は式典で、IPEF発足により「21世紀の競争に勝てる」と強調。同席した岸田氏も、発足を歓迎し強く支持すると表明した。インドのモディ首相は、IPEFはインド太平洋地域を経済成長のエンジンにする仕組みだと語った。
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