感染疑いがあるのは、ユタ州、フロリダ州、ニューヨーク州の住民で、世界で拡大中のサル痘の属するオルソポックスウイルスの検査で陽性となった。先に、マサチューセッツ州でサル痘感染者1人が確認された。
ジョー・バイデン米大統領はサル痘を「懸念要因だ」としたものの、CDCは国民への危険性は低いと述べている。
世界保健機関(WHO)は22日、全世界におけるサル痘の感染者数は92人となったと発表したが、これまでのところ死亡例はない。
サル痘の症状は数週間以内に治癒するが、時には合併症を引き起こし、死に至ることもある。これまでに、英国、スウェーデン、イタリア、フランス、オーストラリア、カナダ、ドイツ、オランダ、スイス、スペインなど、サル痘を風土病としない欧米各国で感染が確認されている。
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