保健省は「首都サナアでの敵対連合の偵察機墜落現場では、3人が死亡し、3人が負傷した」と発表した。
フーシのムハメド・アブデッサラム報道官は、ツイッターで、偵察機のサナア派遣は「連合には確立された休戦に対し敬意がないことを裏付ける敵対的な行為だ」と評した。
イエメン首都当局の関係者がリアノーボスチ通信に対し語ったところによると、「墜落した無人機の破片が首都サナアの南にあるショッピングセンターの前に落ち、歩行者の中から死傷者が出て、いくつかの車が損傷した。」
先に、フーシ軍のヤヒア・アル=サリア報道官は、連合軍に属する中国製無人機を地対空ミサイルで撃墜することに成功したと発表した。4月にフーシ派とイエメン政府軍の間での停戦が開始されて以来、フーシ派が破壊したと主張する無人機はこれで3機目となる。
4月上旬、国連は、イエメンで長く続いている紛争当事者が、延長の可能性を伴う2ヶ月の停戦に合意したと発表した。この合意には、すべての軍事活動の停止、サナア空港の航空路線の再開、フーシ派の管理下にあるホデイダ港への燃料供給が規定されている。
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