NHKの報道によると、船体は、北海道斜里町のウトロ港の西およそ11キロの海域で落下した。
24日午前10時20分ごろ、作業に携わる日本サルヴェージ会社から海上保安庁に「午前8時から10時の間のいずれかの時間帯で船体をなくした」と連絡があった。
現場海域を水中カメラで捜索したところ、11時半すぎ、深さ182メートルの海底に沈んでいるのが確認された。
船体は、船底を下にした状態で沈没していて、水中カメラで確認するかぎり、大きな損傷はなく、原型をとどめているという。
北海道知床半島沖で観光船「KAZU 1」が沈没し、乗客14人が死亡、12人の行方が分からなくなっている事故で、海底に沈んだ船は23日、海面の下20メートル程度の海中までつり上げられ、作業船の上に引き揚げられる見通しだった。
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