「中国は常に国連の中心的役割と国際法に基づく世界秩序を持つ国際関係のシステムを積極的に擁護してきた。国連海洋法条約などの重要な海事条約の締約国として、中国は常に積極的に自国の法的義務を果たしてきた」
汪氏は24日の記者会見で、クアッド首脳会合の共同声明に、中国を念頭に「海洋秩序に対する挑戦に対抗する」と記されたことに反発した。
共同声明には、「東シナ海及び南シナ海におけるものを含む、ルールに基づく海洋秩序に対する挑戦に対抗するため、国際法(特に国連海洋法条約(UNCLOS)に反映されたもの)の遵守並びに航行及び上空飛行の自由の維持を擁護する。我々は、係争のある地形の軍事化、海上保安機関の船舶及び海上民兵の危険な使用、並びに他国の海上資源開発活動を妨害する試みなど、現状を変更し、地域の緊張を高めようとするあらゆる威圧的、挑発的又は一方的な行動に強く反対する」と明記されている。
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