先にWHO(世界保健機関)とICRCは糖尿病、エイズ、結核患者の医薬品供給中断を明らかにしていた。ルガンスク人民共和国のナタリヤ・パシチェンコ保健相がリアノーボスチ通信に明かしたところによると、WHOとICRCは安全上の理由により3月以降、医薬品の供給を停止したという。
ICRCのバリザモワ広報担当官は医薬品の不足により、病人の命が危険に晒されていることに懸念を示している。ICRCはこれらの地域に対する医薬品の供給停止は予定していなかったという。
ルガンスクとドネツクでは2014年以降に構築された供給網が最近の戦闘行為により破壊された。この極めて深刻な状況を解決するため、ICRCは代替措置を模索しているという。
WHOは現時点でリアノーボスチ通信の取材に応じていない。
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