ウクライナでの露特別軍事作戦

赤十字、ドネツクとルガンスクで医薬品の供給中断に懸念を表明

ルガンスク人民共和国、及びドネツク人民共和国では医薬品、及び医療物資の供給が戦闘行為による不安定化で中断した。ICRC(赤十字国際委員会)は問題の解決に向けて努力を続けている。ICRCモスクワ支部のガリーナ・バリザモワ広報担当官が表明した。
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先にWHO(世界保健機関)とICRCは糖尿病、エイズ、結核患者の医薬品供給中断を明らかにしていた。ルガンスク人民共和国のナタリヤ・パシチェンコ保健相がリアノーボスチ通信に明かしたところによると、WHOとICRCは安全上の理由により3月以降、医薬品の供給を停止したという。
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ICRCのバリザモワ広報担当官は医薬品の不足により、病人の命が危険に晒されていることに懸念を示している。ICRCはこれらの地域に対する医薬品の供給停止は予定していなかったという。
ルガンスクとドネツクでは2014年以降に構築された供給網が最近の戦闘行為により破壊された。この極めて深刻な状況を解決するため、ICRCは代替措置を模索しているという。
WHOは現時点でリアノーボスチ通信の取材に応じていない。
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