北朝鮮が核起爆装置の実験を実施 聯合ニュース

北朝鮮が核起爆装置の実験を実施した。25日、韓国大統領府の情報筋を引用し聯合ニュースが報じた。
この記事をSputnikで読む
先に北朝鮮は3回にわたって大陸弾道ミサイルと見られる飛翔体を日本海に向けて発射していた。これを受け韓国軍は北朝鮮による挑発行為への対抗として軍事演習、エレファント・ウォークを実施したほか、韓国軍と米軍が管理するミサイルを1発ずつ発射した。韓国軍は大陸弾道ミサイル「ヒョンム2」を発射し、米軍は戦術ミサイルATACMSを発射した。
韓国国家安保室のキム・テヒョ第1次長は、「(北朝鮮が)7回目の核実験に向けて、核起爆装置の作動試験を行っていることが確認された」と表明した。同次長は、この作業は豊渓里(プンゲリ)核実験場で行われていないと強調した。
韓国の尹大統領、戦術核再配備の可能性を否定
また、同次長は、今後2日間で核実験が行われる可能性は低いが、その後はかなり現実的だと指摘し、おそらく、北朝鮮の指導者はまだ時期について決定していないと述べた。
ジョー・バイデン大統領の日本訪問は24日に終了した。同大統領は来日前の5月20日から22日まで韓国を訪問していた。韓国訪問前、米国と韓国政府は、米大統領のアジア歴訪中にミサイルが発射される可能性があると発表していた。
関連ニュース
バイデン大統領、拉致被害者の家族と面会
バイデン大統領、金正恩氏に伝えたい言葉は「ハロー」のみ=朝鮮日報
コメント