先に北朝鮮は3回にわたって大陸弾道ミサイルと見られる飛翔体を日本海に向けて発射していた。これを受け韓国軍は北朝鮮による挑発行為への対抗として軍事演習、エレファント・ウォークを実施したほか、韓国軍と米軍が管理するミサイルを1発ずつ発射した。韓国軍は大陸弾道ミサイル「ヒョンム2」を発射し、米軍は戦術ミサイルATACMSを発射した。
合同参謀本部によると、北朝鮮側からのさらなる挑発行為を封じ込めるため、これらのミサイル発射によって米軍と韓国軍の攻撃能力を誇示したという。ミサイル発射の正確な時間については発表されていない。
なお、エレファント・ウォークには約30機のF15K戦闘機が参加したが、この軍事演習は前日の5月24日に実施されていた。韓国軍は北朝鮮によるミサイル発射実験の兆候を事前に把握していたことから、対抗措置として予めこの軍事演習を実施していた。
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