総裁は全米商工会議所が開催したイベントの中でウクライナ情勢が世界全体のGDPにどのような影響を与えるかとの質問に対し、「世界全体のGDPを見るにつれ、我々がいかにリセッションを回避できるかの見通しは立たない」と発言した。
総裁によると、影響は極めてネガティブなものとなり、ロシアとウクライナの住民にとっては「悪い」状況になるほか、影響はこれら2カ国の域外にも到達するという。その例として、穀物供給のトラブルは穀物の備蓄がないレバノンを直撃するほか、農業部門の活動停滞はすでに他国にも影響を与えているとのこと。
また、欧州向けロシア産エネルギー燃料の供給が 停止することにより、欧州の経済活動は著しく低下するという。
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