ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ危機で世界経済は後退へ=世銀総裁

世界銀行のデイヴィッド・マルパス総裁は世界全体のGDPに悪影響を与えているウクライナ危機により、世界経済が後退する可能性を指摘している。
この記事をSputnikで読む
総裁は全米商工会議所が開催したイベントの中でウクライナ情勢が世界全体のGDPにどのような影響を与えるかとの質問に対し、「世界全体のGDPを見るにつれ、我々がいかにリセッションを回避できるかの見通しは立たない」と発言した。
対露制裁を強める日本にとって、エネルギー分野は例外となるのか?
総裁によると、影響は極めてネガティブなものとなり、ロシアとウクライナの住民にとっては「悪い」状況になるほか、影響はこれら2カ国の域外にも到達するという。その例として、穀物供給のトラブルは穀物の備蓄がないレバノンを直撃するほか、農業部門の活動停滞はすでに他国にも影響を与えているとのこと。
また、欧州向けロシア産エネルギー燃料の供給が 停止することにより、欧州の経済活動は著しく低下するという。
関連ニュース
デンマーク、ベルギー、ドイツ、オランダが風力発電の開発で協力を合意、2億3000万戸に電力を供給へ
欧州、露産ガスに代わるものがないことを認める=仏メディア
コメント