国連安全保障理事会での米国決議案への投票は26日に予定されている。米国の決議案では、北朝鮮によるミサイル発射に対する措置として、石油と石油製品の許容供給量を減らすことを求めている。また、北朝鮮の機関または個人の資産凍結が含まれているという。
中国国連大使の報道機関は「米国の決議が問題を解決できるとは思わない」と述べた。また、中国は北朝鮮の情勢に関する安保理議長の声明を採択することを提案したという。
「我々の提案は多くの代表団により支持されたが、米国は無視した。彼らはエスカレーションを下げる最善の方法を知っているが、抵抗している」
北朝鮮は25日、日本海に向けて弾道ミサイル3発を発射した。これを受けて米韓日3か国の外相は、「複数の国連安保理決議に対する明白な違反」として非難したと発表した。
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