米ピュージェット・サウンド大学ビジネス・リーダーシップ学部の研究者らは、個人の消費とその支払い方法との関係について調査を行った。その結果、調査対象者の37%がApple PayやGoogle Payなどの非接触型の決済システムを定期的に利用していることがわかった。
また、こういった決済システムの利用者は、他の方法で支払う消費者と比べて年収を超える金額を使うリスクが34%高いことも明らかになった。
研究者らによると、お金の使いすぎは支払いが簡単にできることによるもので、スマートフォンで支払うと硬貨や紙幣を店員に渡している感じがしないという。論文で研究者らは、1980年代にクレジットカードが登場した際に、同様の状況が起きたと結論付けている。
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