事件の資料によると、犯行の動機となったのは夫婦の経済的困窮。被告は犯行前、夫に巨額の生命保険をかけていた。また殺害に及ぶ1か月前には、拳銃の部品を購入していた。被告は組み立てた拳銃で2発撃ち、夫を殺害した。近くに監視カメラや目撃者がいないことにも注意を払っていた。夫の死後、被告はすぐに保険金を受け取りに行ったという。
被告は無罪を主張し、自分は夫を愛し、夫の世話をしていたと強調したが、陪審員は有罪判決を言い渡した。今回の第二審では、終身刑の判決が下された。なお陪審員は、裁判で被告のエッセー「How to Murder Your Husband」を有罪の証拠として使うことを拒否したという。
シンガポールでは4月、麻薬密輸で有罪判決を受けたマレーシア人が処刑された。
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