マクロン仏大統領、自らを古代神話の神になぞらえる 仏国民は失笑

5月に2期目を迎えたフランスのエマニュエル・マクロン大統領の大臣らとの会議での発言が波紋を呼んでいる。マクロン大統領は自らを古代ローマやギリシャの神話の神々になぞらえて語ったが、仏国民はあきれ返っているようだ。仏紙「Le Parisien」が伝えている。
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同紙の報道によると、マクロン大統領は大臣らとの会合で「私はよくジュピター(ローマ神話の最高神)と呼ばれていました。でも、私はヘーパイストス(ギリシャ神話の炎と鍛冶の神)になり、鍛錬する」と述べた。
マクロン大統領 市場視察中にトマトを投げつけられる
マクロン大統領の真意は定かではないが、仏国民はこの発言にあきれ返っている。「発言は我がフランスの国家機関の堕落ぶりを物語っている」、「ジュピターはローマ神話、ヘーパイストスはギリシャ神話だ。大統領はごちゃまぜにしているが、教養を身につけるよう求めても仕方ないだろう」などと政界・経済界など各方面から失笑の声が上がっている。
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