山口県阿武町誤送金 役場に苦情の電話殺到

日本の山口県阿武町がコロナ給付金4630万円を誤って振り込んだ問題で、町は9割にあたるおよそ4300万円を法的に確保したと発表したが、役場には連日苦情が殺到し、電話が鳴りやまない状態だという。日本のマスコミが報じた。
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テレ朝newsが阿武町の町議の話として伝えたところによると、役場には苦情の電話が殺到し、業務に支障が出ている。松田穣町議は「1回で、長い時は2時間、話を聞くこともあると聞いていて。いつだったか、一日30本ぐらいと耳にしたことがあります」と語っている。
山口県阿武町誤送金問題 約4300万円を法的に確保
この事件では、町から振り込まれた4630万円の給付金の一部を別の口座に振り替えたとして、電子計算機使用詐欺容疑で町内に住む田口翔容疑者(24)が逮捕された。
近所の人によると、田口容疑者の母親は、号泣しながら「自分が借金を返していかなくてはいけない」と話していたという。
山口県阿武町の4360万円誤送金、詐欺容疑で男を逮捕
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