その生物とは、「パレオスポンディルス」。体長は5センチほどと小さい上に保存状態が良い化石がないことから、この生物の研究を進めるのが困難であったという。
研究者らは、この生物についてより正確なデータを得るため、X線マイクロCTで分析したところ、三半規管の存在などのいくつかの重要な特徴が明らかになった。その結果、パレオスポンディルスは、脊椎動物である四肢動物の近縁種に分類されることが分かった。
研究者らによると、この生物にはヒレがないが、ヒレを持つ他の多くの四肢動物よりも四肢動物に近いことがわかったという。
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