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日本の研究者ら 古代の魚に四肢動物との共通点を確認

日本の理化学研究所が、約3億9000万年前のデボン紀に生息していたウナギのような生物の化石を調べたところ、この生物が四肢動物の近縁種に分類されることが分かった。この研究をまとめた論文が学術誌「ネイチャー」に掲載されている。
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その生物とは、「パレオスポンディルス」。体長は5センチほどと小さい上に保存状態が良い化石がないことから、この生物の研究を進めるのが困難であったという。
研究者らは、この生物についてより正確なデータを得るため、X線マイクロCTで分析したところ、三半規管の存在などのいくつかの重要な特徴が明らかになった。その結果、パレオスポンディルスは、脊椎動物である四肢動物の近縁種に分類されることが分かった。
世界最大の魚竜の歯が発見
研究者らによると、この生物にはヒレがないが、ヒレを持つ他の多くの四肢動物よりも四肢動物に近いことがわかったという。
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