重信受刑者は2000年11月、オランダ・ハーグのフランス大使館が占拠された「ハーグ事件」に関与した疑いで逮捕され、無罪を主張したが、懲役20年の判決が確定し、服役していた。
FNNプライムオンラインは27日、重信受刑者が出所に合わせ、被害者への謝罪などをつづった手記を公表することがわかったと報じた。
47 NEWSは同日、重信受刑者が獄中でつづった気持ちなどについて特集した。重信受刑者が一部の支援者に今年の春に送った手紙には「好奇心もって楽しく生き続けようと思っています」「過ちもありながら思い通りに生き斗い(闘い)得たこと、幸せな生き方だったと思っています」などと記されていたという。
また重信受刑者は手紙や寄稿の中で、ロシアのウクライナでの特殊作戦についても言及していたという。重信受刑者は「米・NATO(北大西洋条約機構)のロシアへの歴史的配慮の欠如が問題をつくり出してきたのも事実」と指摘し、特殊作戦が始まった2月24日には「イスラエルの占領許すバイデンのロシア批判のしらじらしさよ」という短歌も詠んだとされている。
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