ウクライナ政府は先に東部ドンバス地域での戦いでは多連装ロケット砲が何より必要であると主張し、西側がこれらの兵器を依然として供与していないことを非難していた。
CNNテレビの報道によると、米国政府はウクライナへのより大規模な軍事支援の一環として多連装ロケット砲についても供与する方針を示しているという。ウクライナ側が関心を示す多連装ロケット砲「ハイマース」(HIMARS)の射程距離は300キロで、ロシア領内の標的も破壊可能となっている。
これについてロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、ロシア本土を攻撃可能な軍事兵器の供与は「受け入れがたいほどのエスカレーション」につながると発言し、西側の常識ある政治家らがこれを理解していることに期待すると警告した。
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