G7 2025年までに化石エネルギーへの補助金廃止で合意

G7諸国は2025年までにまでに化石エネルギーへの補助金を廃止することで合意した。ベルリンでの気候、エネルギー、環境閣僚会議の終了後、会議を総括したブリーフィングで独ロベルト・ハーベック経済・気候保護大臣兼副首相が明らかにした。
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ハーベック経済・気候保護大臣は次のように語っている。
「その突破口のひとつが、2025年までに化石燃料への補助金を廃止することで合意したことだ。そして、私にはそれは極めて重要なことだと思える。気候を破壊する行動全般を止めること、エネルギーシステムを変えることは、かなり困難だ。一方で公的手段による直接的な補助金や減税によって、気候を悪化させる行為に報酬を与えているのは不条理だ。だからこの不条理は2025年までに終わらせなければならない。これがG7全体のコミュニケで述べられている」。
環境保護団体「グリーンピース」は前日26日、ベルリンでのG7の環境保護・気候変動対策・エネルギー分野の閣僚会合でが気候変動対策問題でなんらかの進展があることへの期待を表明していた。
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