女性は入社の際に自分がトランスジェンダーである事実を会社に伝えていたものの、上司から自分の服装を「女装」と言われ、興味本位で身体に触れられる、卑猥な話をされるなどのセクハラを常時受けたため、精神的な被害をうけたと主張している。原告は訴えを起こした際の記者会見で、被害の声を上げにくい性的マイノリティーの実態を明らかにし、被害への認識を高めたいと気持ちを語った。なお、訴えられた会社側はコメントを出していない。