2018年に当時のドナルド・トランプ大統領はウクライナやその他の国々からの輸入製品に対する保護措置に署名していた。バイデン大統領は今回のウクライナ情勢を受け、ウクライナ製の鉄鋼、および鉄鋼製品に対する関税を1年間にわたって免除する措置を発表した。
バイデン大統領によると、2021年にウクライナから輸入された鉄鋼製品が米国の輸入全体に占める割合は1%以下で、ロシアとの衝突が続く条件下では、製造量及び輸出量はさらに低下すると見られている。一方、鉄鋼業はウクライナにとって極めて重要な産業であり、復興を推し進めるうえでの経済的基盤になると期待されている。
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