韓国はこれまで通り安定してロシア産LNGを購入

KOGAS(韓国ガス公社)はロシアのLNG(液化天然ガス)を以前通り購入しており、いかなる変化も予定しておらず、ロシアとの間で起こり得る問題については「良心的」に議論する用意がある。韓国ガス業界の情報筋がリアノーボスチ通信の取材に応じた中で発言した。
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消息筋によると、ロシアとの関連ではいかなる問題もないという。仮に情勢が将来的に変化すれば、ロシア側とは良心を持って交渉する用意があるとのこと。エネルギー燃料は当初から制裁対象に入っていないことから、会社側には一切問題がないほか、長期契約は今後も履行され、ロシアからの供給は以前通りの条件で行われている。支払いはドル建てで実施され、米国の銀行、及び日本の銀行を経由してロシア側に支払われているとのこと。
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消息筋によると、ロシア側は韓国側に対し、ルーブルで支払うよう要請していない模様。またKOGASは現在、延期または中止せざるを得ないようなLNGプロジェクトはないという。
ロシア側とは年間150万トンのLNG購入に関する長期契約を交わしており、KOGASが2021年に購入した天然ガス全体の4%を占めている(年間の消費量は3800万トン)。
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