ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ紛争をNATOがどのようにして起こしたか 中国の退役軍人が説明

北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大政策が、ウクライナにおけるロシアの特別作戦が起きた原因である。退役した中国人民解放軍の上級大佐、周波氏がサウスチャイナ・モーニング・ポストのコラムでこのように述べている。
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周氏は、「NATOがロシアの警告を無視して拡張を続けたために、ウクライナ紛争が勃発した」と記事で指摘している。
周氏は、今後、国際的な緊張が高まれば、核兵器の使用を含む軍事衝突に発展する恐れがあると指摘している。したがって同氏は、NATOはいかなる状況下でも、ロシアに対する核先制攻撃を行わないこと、ロシア政府が核先制攻撃の権利を放棄することを条件にNATOがさらなる東方拡大をしないこと、欧州における通常兵器と核兵器の使用を制限する条約を含む新たな安全保障体制に関する交渉を開始することを約束すべきだと述べている。
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ロシアは2月24日、ウクライナで特殊軍事作戦を開始した。ロシアのプーチン大統領は、その目的は「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。
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