バイデン米大統領夫妻、銃撃事件が発生したテキサス州の小学校を弔問

ジョー・バイデン米大統領とジル夫人は29日、24日に発生した銃乱射事件により21人が犠牲となったテキサス州ユバルディの小学校を弔問した。ホワイトハウスの記者クラブが伝えた。
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ホワイトハウス記者クラブの情報によると、バイデン夫妻は複数の米政府高官とともにユバルディを訪れた。バイデン夫妻は、小学校の敷地内に設立された記念碑に花を手向け、小学校の教員や地元自治体の代表らと面会を行った。
また、バイデン氏らは遺族や地元の救急隊員らとも面会した。
24日、テキサス州ユバルディに住む容疑者の男(18)が小学校で発砲。男は警察により射殺された。男は、18歳になってまもない22日にライフル2丁を購入したことが明らかとなっている。テキサス州知事は、この事件により、児童19人と教員2人が死亡し、17人が負傷したと発表した。
今回の小学校での銃撃事件は、米国において過去10年間で最も残虐な事件となったとされている。
バイデン氏は、コネチカット州サンディフック小学校銃乱射事件(2012年)が発生したオバマ政権での副大統領時代を含め、この問題の解決を繰り返し約束してきた。米国における銃規制強化の支持者の多くは、この問題がバイデン氏の選挙政策の中心であり、他の大統領候補と区別されていたことを考えると、この分野における大統領の功績に失望を隠せないようだ。
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