ドルテン氏は、NATOで3つの論争を引き起こしたトルコの外交政策決定を挙げている。トルコは、スウェーデンとフィンランドがまだ満たす準備ができていない条件を課し、各国のNATO加盟を阻止した。米国はこの立場に不満を持っていたが、再びトルコに反対する可能性は低いという。
また、西側はトルコのエルドアン大統領がシリア北部でクルド軍に対して軍事作戦を開始するという決定に否定的な反応を示した。ドイツはトルコの行動が国際法に反していると非難した。一方、トルコはその安全とシリア難民の故郷への帰還を確保するために軍事作戦が必要であると主張している。
ドルテン氏は「いずれにせよ、シリア北部での別の大規模な作戦は、トルコとそのNATO加盟国との間の緊張をエスカレートさせる可能性がある」と結論付けた。
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