ミシェル議長は、自身のツイッターに「EUへのロシア産石油の禁輸措置について合意した。ロシアからの石油輸入の3分の2が直ちに対象となる」と記した。
なお、ミシェル議長によると、パイプラインを介した石油の輸入は制裁の対象とはならず、海上輸送によるロシア産石油が制裁の対象となる。
ミシェル議長はまた、ロシア産石油の一部禁輸を含む第6弾の対露制裁のパッケージには、ロシア最大手銀行のズベルバンク(ロシア貯蓄銀行)のSWIFT排除、EUでのロシアのテレビ局3社の放送禁止、個人制裁といった措置も含まれることを確認した。
また、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、ツイッターで、ロシア産石油の禁輸にまつわる今回の合意を歓迎するとし、「2022年末までにEUへのロシア産石油の輸入を事実上90%近く削減する」と明らかにした。
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