カナダ政府、拳銃の販売禁止を提案

カナダ政府は、銃の流通を制限することで、米国での悲劇が繰り返されるのを防ぐことを見込み、拳銃の販売を禁止する法案を発表した。カナダのCBCテレビが報じている。
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内閣から提出されたこの法案は、カナダ国内での拳銃の「購入、販売、輸入、譲渡」を禁止している。一方で、所有は認めている。
CBCは「言い換えれば、我々は拳銃の市場を制限している。銃暴力が増え続けているのを目の当たりにする中、我々の義務は行動を起こし続けることだ」というジャスティン・トルドー首相の言葉を引用した
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法案はまた、5弾以上の容量を持つ長銃用のマガジン(銃弾を収納する弾倉)の販売禁止も前提条件としている。
トルドー氏は「スポーツ射撃や狩猟以外、カナダで日常的に銃を所有する理由はない」と語った。
2020年、カナダ政府は、米国での銃乱射事件で最も頻繁に登場する半自動小銃AR-15を含む「アサルトウェポン(攻撃用銃器)」を禁止したとCBCは補足した。
政府の新しい取り組みは、米テキサス州の小学校で児童19人と教員2人が死亡した事件に触発されたもの。
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