NHKなどの報道によると、岸田首相は6月中の新千歳空港(北海道)、那覇空港(沖縄)の国際線再開に加え、仙台などの地方空港でも地元自治体と協議の上、国際線の受け入れを再開していく方針を示した。岸田首相は「円安によるメリットを受けられるインバウンド再開は、地域経済にとって大きな意味がある」と述べた。
このほか、6月7日には旅行会社向けの外国人観光客受け入れのガイドラインを発表すると明らかにした。
また、韓国の聯合ニュースによると、韓国南部釜山(プサン)と福岡空港を結ぶ航空路線の運航が5月31日に再開されるなど、インバウンド受け入れに向けた動きが着実に広がっている。
政府は5月、米国など4カ国からの外国人観光客の受け入れを試験再開しており、6月10日からは添乗員付きのパッケージツアーでの観光客受け入れを再開すると表明していた。
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