山口県阿武町誤送金 町長ら7人処分へ 減給など

日本の山口県阿武町がコロナ給付金4630万円を誤って住民1人に振り込んだ問題で、町は30日、町長の減給など役場関係者を処分する方針を発表した。日本のマスコミが報じた。
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NHKによると、町は30日、町長をはじめとした役場の職員合わせて7人を処分する方針を決定した。町長は減給50%(3か月)、副町長は減給40%(3か月)、出納室長は減給10%(3か月)などとなっている。
山口県阿武町誤送金 役場に苦情の電話殺到
町長と副町長の減給は来月の町議会に提出し、可決されしだい速やかに行い、職員の処分も同時期に実施するという。
この問題は、阿武町が新型コロナ関連の臨時給付金4630万円を誤って住民1人に振り込んだもので、振り込まれた田口翔容疑者(24)は電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕された。町は24日、約4300万円を法的に確保したと発表した。
山口県阿武町誤送金問題 約4300万円を法的に確保
NHKによると、阿武町の花田町長は「私や副町長、職員の処分については、当初から『厳正な処分』を行うことは当然と申し上げてきたが、ここにきて一定程度のお金の回収のめどが立ち、方針を決定した」とのコメントを出した。
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