集中審議では、山口県阿武町の4360万円誤送金問題で逮捕された男性が「オンラインカジノで使い切った」と供述していた件をめぐり、野党側が「オンラインカジノを放置するのか」と岸田首相を追及した。
立憲民主党の山岸一生議員から「オンラインカジノを放置したまま箱物カジノを認可し、このまま進めていくことはあり得ないと思う」と問われた岸田首相は、「オンラインカジノは言う通り違法なものであり、関係省庁が連携をし、厳正な取り締まりを行わなければならない」と述べた。
続けて岸田総理はカジノについて「資金の流れの実態把握をしっかり行うことが重要。依存症対策についても考慮する必要がある」との認識を示した。
また、カジノを含む統合型リゾート(IR)構想について「カジノだけではなく国際会議場や大規模ホテルなどを併設し、家族で楽しめる観光拠点をつくるという発想に基づいて取り組んでいる」と述べ、理解を求めました。
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