オンラインカジノは違法、厳しく取り締まる=岸田首相

日本の岸田首相は31日、衆議院予算委員会の集中審議の中で、オンラインカジノについて「違法なものであり、厳正な取り締まりを行う」との意向を示した。TBSが報じた。
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集中審議では、山口県阿武町の4360万円誤送金問題で逮捕された男性が「オンラインカジノで使い切った」と供述していた件をめぐり、野党側が「オンラインカジノを放置するのか」と岸田首相を追及した。
立憲民主党の山岸一生議員から「オンラインカジノを放置したまま箱物カジノを認可し、このまま進めていくことはあり得ないと思う」と問われた岸田首相は、「オンラインカジノは言う通り違法なものであり、関係省庁が連携をし、厳正な取り締まりを行わなければならない」と述べた。
山口県阿武町誤送金 町長ら7人処分へ 減給など
続けて岸田総理はカジノについて「資金の流れの実態把握をしっかり行うことが重要。依存症対策についても考慮する必要がある」との認識を示した。
また、カジノを含む統合型リゾート(IR)構想について「カジノだけではなく国際会議場や大規模ホテルなどを併設し、家族で楽しめる観光拠点をつくるという発想に基づいて取り組んでいる」と述べ、理解を求めました。
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