国防総省で開かれたブリーフィングでカール国防次官は既に欧州地域に展開しているハイマースが供与に回されるため、速やかにウクライナに配備することが可能だと指摘した。米国は必要に応じて供給を加速させる上で十分な数のハイマースを確保しているという。
ハイマースが戦場に投下される前にウクライナ兵は3週間にわたって使用方法の訓練を受けるほか、2週間にわたってメンテナンスの指導を受ける。
カール国防次官はハイマースが戦場に投下されるまで、ウクライナ危機は依然として「アクチュアル」であると分析している。
また、ロシアと直接衝突しない上で必要な措置を全てとっているとした上で、ロシア側はウクライナへの軍事供与に対し「拒否権を持たない」と発言し、ロシア側の牽制に反発した。
関連ニュース