米国務省のサイトでは、米国は確立されて久しい一つの中国の政策への堅持が示されている。
「米国はどちらか一方の一方的な現状変更に反対し、台湾の独立を支持せず、当事者間の相違については平和的手段の解決を期待する」
2日のロイター通信の報道によれば、米国務省のサイト上の変更が行われたのは5月28日。この日付けはサイトに表示されている。
米国務省はすでに5月、台湾との関係についてのバックグラウンド情報のページを更新していた。今回のバージョンは、トランプ前政権が2018年8月31日に発表したものとは異なり、「米国は、中国当局を中国の唯一の合法政府として承認し、世界に存在するのは一つの中国であり、台湾はその一部であるという中国の立場を認識する」という文言が欠落している。当時はテキストからは「米国は台湾の独立を支持しない」という文言は消えていた。
米国務省の担当者は後日、この変更について米国政府の方針の変更を示すものではないと断言している。
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