2021年の日本の出生率が過去最少に 6年早いテンポで少子化進行

厚生労働省は3日、人口動態統計を発表した。それによると、2021年の日本の出生数は81万1604人で、データがある1899年以降でもっとも少ない数となった。朝日新聞が報じた。
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2021年の出生数は前年比で2万9231人(3.5%)少なく、6年連続して減少。婚姻数は2年連続の減少で戦後最少の50万1116組となった。
日本の人口数 かつてないテンポで減少
政府の出生数に関する見込みでは、2027年に81万人台になると予想していたが、今回のデータで、少子化が加速していることが示された。
女性1人が生涯に出産する見込みの子どもの数を示す「合計特殊出生率」は1.30で、前年比0.03ポイントの減となり、過去4番目に低い水準となった。日本政府が目標とする「希望出生率1.8」との間に大きなが差が生じている。
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