報道によると、米国の通信会社AT&Tは、電波信号の強度を改善するために活用できるドローン「COW」を開発した。
COWは、被災地で展開し、その活用によって移動体通信ネットワークやモバイルサイトを提供するためにつくられた。専門家らによると、これはネットワークインフラが復旧するまで通信を維持するのに役立つ。
Technalysis Researchのアナリスト、ボブ・オドネル氏は、次のように語った。
「緊急時への備えと災害復旧機能は、事業者にとって極めて重要だ」
AT&Tは、電波がまったく届かない場所でテストを行った。専門家チームが実施した最初の飛行テストでは、ドローンの人工衛星への接続に成功し、ワイヤレス接続の設定ができることが明らかとなった。またインターネットのデータ転送速度は、最大46メガビット/秒まで到達することがわかったという。
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