IT・科学

米国でドローンを活用した5Gネットワークの提供が始まる

米国で第5世代移動通信システム「5G」を展開するためのドローンの活用が始まった。サイトCNetが報じた。
この記事をSputnikで読む
報道によると、米国の通信会社AT&Tは、電波信号の強度を改善するために活用できるドローン「COW」を開発した。
COWは、被災地で展開し、その活用によって移動体通信ネットワークやモバイルサイトを提供するためにつくられた。専門家らによると、これはネットワークインフラが復旧するまで通信を維持するのに役立つ。
Technalysis Researchのアナリスト、ボブ・オドネル氏は、次のように語った。
「緊急時への備えと災害復旧機能は、事業者にとって極めて重要だ」
AT&Tは、電波がまったく届かない場所でテストを行った。専門家チームが実施した最初の飛行テストでは、ドローンの人工衛星への接続に成功し、ワイヤレス接続の設定ができることが明らかとなった。またインターネットのデータ転送速度は、最大46メガビット/秒まで到達することがわかったという。
関連ニュース
インド 5G展開時期を明らかに
ファーウェイの5G使用で米戦闘機F-35に関する情報が中国に流出するリスク 米国で語られる
コメント