ガーディアン紙によると、ガノン氏がバンクシーであるとの噂は、市議会選挙の際に対立候補がSNS上で広めたもの。このスキャンダルによってガノン氏は「私はバンクシーではない」と書かれたバッジを常時携帯する羽目になったという。
ガノン氏は「私はバンクシーではないと否定するたびに、より多くの市民が私がバンクシーかもしれないと信じるようになるのです」と話す。この風評のせいで公務を果たすのが困難になったほか、議会のイメージ失墜を懸念してガノン氏は辞職を決めた。
ガノン氏は2013年に妻子とともにペムブローク・ドックに移住。過去に自家用車の大型バンで生活していた時期があり、その際に車にイラストを描いていた。
「10年ぐらい前だが、バンクシーと同じこと(自家用車への落書き)をしていた。だからこの噂は本当らしく聞こえるのだろう」と話している。
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