報道によると、首都エレバンで発生した抗議活動の後、50人近くが病院で処置を受けた。そのうち36人が警察職員で、16人が民間人だという。そのうち1人は重体で、手術を受けている。ニコル・パシニャン首相の退陣を求める市民は警察隊と衝突し、治安当局側が催涙ガスを使用する事態にまで発展していた。エレバンではパシニャン首相の退陣を要求する大規模集会が始まってから1ヶ月が経った。政敵らは首相がアゼルバイジャンとの係争地カラバフで新たな譲歩に踏み切ると判断し、その政策を阻止しようとしている。関連ニュース