アルメニア首都で首相の退陣を求め抗議活動、警官隊との衝突で50人負傷

アルメニアの首都エレバンでニコル・パシニャン首相の退陣を求める抗議活動が発生した。警官隊と暴徒が衝突し、50人が医療処置を受けている。アルメニア保健省が発表した。
この記事をSputnikで読む
報道によると、首都エレバンで発生した抗議活動の後、50人近くが病院で処置を受けた。そのうち36人が警察職員で、16人が民間人だという。そのうち1人は重体で、手術を受けている。
ニコル・パシニャン首相の退陣を求める市民は警察隊と衝突し、治安当局側が催涙ガスを使用する事態にまで発展していた。
エレバンではパシニャン首相の退陣を要求する大規模集会が始まってから1ヶ月が経った。政敵らは首相がアゼルバイジャンとの係争地カラバフで新たな譲歩に踏み切ると判断し、その政策を阻止しようとしている。
関連ニュース
アルメニア首相、アゼルバイジャンとの平和条約締結に向けた用意を外務省に指示
アゼルバイジャン軍がカラバフを無人機で攻撃=露国防省
コメント