先に、フランスでは4日夜、雷雨により5000人が停電の被害に遭ったと報じられた。フランス北部から南西部にかけての65の県で、雷や豪雨、強風により、気象警報で危険を表すオレンジのレベルが発表された。
ラジオ局フランス・ブルーのサイトでは「6月4日土曜日、夕方からセーヌ=マリティーム県ルーアンを襲った激しい雨によって流された30代女性が死亡した。情報によると、女性は駅の近く、ヴェール通りで車の下敷きとなった。女性はその後、溺死した」と述べられている。
また、BFMTVは、SNS上の写真を引用し、パリのエッフェル塔に雷が落ちたと報じた。写真家のクリク・ベルトラン氏は4日、自身のツイッターに「エッフェル塔に雷が落ちた。これは午後6時(日本時間5日午前1時)ごろ、光ったときのことだ。2台のカメラで同時に撮影した」と綴り、落雷の瞬間を捉えた写真を投稿した。
エッフェル塔のホームページによると、エッフェル塔は年に平均5回、雷に打たれている。これには何ら害はなく、人々に危険をもたらすこともないことが指摘されている。
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