世界の穀物価格が約10%下落したという。
コルディレッティの発表によると、黒海の港からの船の出航は、2000万トン以上の小麦、大麦、とうもろこしが倉庫に保管されているウクライナの倉庫の解放を意味する。穀物は富裕国と貧しい国の両方に輸出される予定。
また、コルディレッティはエジプト、トルコ、バングラデシュ、イランが小麦の60%以上をロシアとウクライナから購入していると指摘した。
ウラジーミル・プーチン大統領は4日、ウクライナ側が黒海の港から機雷を撤去すれば穀物を搭載した船舶は問題なく出航でき、また機雷が撤去されてもロシア側が港を攻撃することはないと表明した。
小麦が前代未聞な勢いで高騰している。独ディ・ヴェルト紙によれば、事の発端は、ひとつは異常な暑さに見舞われたインドが国内の需要を賄おうと小麦の輸出を止めたこと、もうひとつはウクライナ情勢だ。
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