ウクライナでの露特別軍事作戦

NATOはウクライナへの軍事支援を削減し、ロシアとの交渉に向かわせるべき=専門家

米ロナルド・レーガン政権下の米国務省で北大西洋条約機構(NATO)と軍備管理の問題を監督していたヒュー・デ・サンティス氏は4日、NATO諸国は進行中の紛争を解決するため、ウクライナをロシアとの交渉の席に着くよう促すための足掛かりとして、ウクライナ政府への軍事支援を制限するべきだと表明した。
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デ・サンティス氏は、ナショナル・インタレスト誌に掲載されている論文の中で「ウクライナを保護してきた米国および同盟国は、新たな軍事支援の制限を利用して、ウクライナ政府に戦争を終わらせるよう説得しなければならない」と語った。
デ・サンティス氏の意見によると「NATOはウクライナにロシアとの交渉に入るよう促すべきである。」
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さらに、デ・サンティス氏はこのように述べた。
「ウクライナの軍事的勝利はあり得ないが、交渉による解決は現実的な目標である。そのためには、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領やその同盟国である東欧・バルト三国は、ウクライナが中立国となり、ドネツク州およびルガンスク(ルハンシク)州に代表されるドンバス地方、そしてクリミアをロシアに譲渡することに同意するべきだ」
デ・サンティス氏が強調したところによると、ウクライナ政府に殺傷力の高い兵器を提供することは、ロシアの予測される反応を考慮すると「自滅行為」になりかねない。
また、デ・サンティス氏は、欧米でロシアを「のけ者国家」として扱うことは止めるべきだと主張している。同氏は「これは外交的にも軍事的にも逆効果だ」と語った。
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