情報筋によると、ATP幹部は、WTAが中国女子テニスの彭帥選手をめぐる状況から中国大会をすべて除外したことを支持する構えで、ただし公式には中国における新型コロナ関連の制限を理由にするという。
2021年11月初旬、中国女子テニスの彭帥選手は自身のWeiboで、元中国共産党政治局常務委員で元国務院副総理の張高麗(75)に性的関係を強要されたことを明かし、非難した。関係は数年間続いたという。この投稿は即座に削除され、同選手のアカウントも姿を消した。また彭帥さんに連絡がとれないという状態が続いた。国際オリンピック委員会は11月21日、バッハ会長が同選手とビデオ通話を行ったことを発表。バッハ会長は「彼女の口から大丈夫と聞いた」と語った。