イタリアのテレビ局La7の番組に出演したザハロワ報道官は「少なくともロシア側から鉄のカーテンを下ろすことはなく、心配する必要はない」と述べた上で、ロシア周辺をカーテンで覆っているのはEUであるとした。
さらに、ザハロワ報道官は次のように語った。
「欧州諸国側の過ちはあまりにも利己主義的である点であり、自分たちが世界の中心にいて、まるで他の民族が存在しないかのように考えていることだ。あなた方に、誰かに何かを教育する道徳的権利はない」
ザハロワ報道官は先月末、西側陣営は、この数十年間、安全保障の担い手としての役割を果たし、実行することができていないと指摘。ロシアは交渉の過程で安全保障の保証人として自らの力を発揮する機会を西側諸国に与えていると主張した。
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