韓国では6日、自国を守るため犠牲になった人々を追悼する「顕忠日」の追悼式典が国立墓地で行われ、尹大統領が出席した。
聯合ニュースは、尹大統領の言葉を引用し「北のいかなる挑発にも断固として厳正に対処する」、「今この瞬間にも、北の核・ミサイル脅威は高度化している」と伝えている。
また、尹大統領は、北朝鮮の核・ミサイル能力は朝鮮半島だけでなく北東アジアと世界の平和を脅かす水準に達していると述べた。
尹大統領は5日、北朝鮮が短距離弾道ミサイルを発射したことを受け、国家安全保障会議(NSC)の結果の報告を受け、常時の対応態勢を強固に維持し、韓米ミサイル防衛訓練を含む韓米の拡大抑止力と連合防衛体制を持続的に強化するよう指示した。
北朝鮮は5日、午前9時8分ごろから9時43分ごろにかけて、日本海方面に短距離弾道ミサイルを計8発発射した。北朝鮮のミサイル発射は今年に入ってこれが18回目。
また、聯合ニュースが韓国軍合同参謀本部の情報を引用して伝えたところによると、韓国と米国は6日、北朝鮮が5日に短距離弾道ミサイルを発射したことへの対抗として、ミサイルを発射した。
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