「日本の家計の値上げ許容度も高まってきている」=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は6日、東京都内で講演し、相次ぐ物価上昇に関連し、「日本の家計の値上げ許容度も高まってきている」との見解を示した。
この記事をSputnikで読む
黒田氏は、最近は企業、家計ともに「物価観やインフレ予想に変化がみられ始めている」とし、「企業の価格設定スタンスが積極化している中で、日本の家計の値上げ許容度も高まってきているのは、持続的な物価上昇の実現を目指す観点からは、重要な変化と捉えることができる」との見解を示した。
円、1ユーロ=140円台前半に下落 約7年ぶり
また黒田氏は、インフレ予想の上昇や値上げ許容度の変化を持続的な物価上昇へと繋げていくため、「揺るぎない姿勢で金融緩和を継続していく」と述べた。
関連ニュース
日本 最低賃金、25年度には千円 政府、新資本主義工程表で
日本 今年度の自社株買いは倍増の320億ドル 16年ぶりの最高額に
コメント