倉庫には、化学薬品が入ったコンテナがあり、化学反応によって爆発が生じたとみられている。
火災は5日朝までに大部分が管理下に置かれたが、過酸化水素や硫黄が入ったコンテナは炎を上げて燃え続けた。
倉庫の管理会社は、死亡した作業員の遺族に約1万1200ドル(約146万円)、負傷者に4500ドル(約59万円)、重症者に6700ドル(約88万円)の補償金を支払うと発表したほか、負傷者のための献血ルームも開設した。
また調査委員会も立ち上げられた。
倉庫では約600人が働いていた。
バングラデシュでは、過去にも産業事故が発生している。2012年には首都ダッカの衣料品工場で火災が発生し、労働者が工場内に閉じ込められ、約117人が死亡した。