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国際スケート連盟(ISU)が年齢制限についての会議を開始 ロシア選手の運命を左右

6月6日、国際スケート連盟(ISU)はタイのプーケットで総会を開催する。ロシア、ベラルーシに本総会への参加を認めないというウクライナの希望は却下された。ただし今回の総会のジレンマはこの2国の総会参加の是非にとどまらない。
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なぜロシアの総会参加は許可されたか
ISU評議会は5日、ロシアとベラルーシの両代表団を総会から除外する問題を提起しないことを決定したが、ウクライナ側の要求を受けて、秘密投票の実施が決まった。
採決は秘密投票で行われ、ウクライナ側の提案には総会メンバーの55人が反対、48人が賛成し、13人が棄権した。ロシアの代表を総会から除外するためには、3分の2以上の賛成が必要だった。
本総会の争点は何か?
本総会ではロシアの運命にとって、具体的には来季の国際大会でのロシア人フィギュア、スピードスケート、ショートトラックスピードスケートの各選手らの運命にとって決定打となる問題に答えが出される。
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そのひとつがフィギュアスケートにおける年齢制限の引き上げ問題。現時点では世界選手権やオリンピックへの参加はシーズン開始時に15歳以上に達している選手に許可されているが、仮に今回年齢引き上げが決まった場合、2024/25シーズンからはシーズン開始時に17歳未満の選手はシニアの大会には参加できない。
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