英ジョンソン首相の信任投票実施 首相は退陣を回避、結果を歓迎

英国のボリス・ジョンソン首相は、6日に行われた信任投票の結果を歓迎し、「政治と国にとって非常に良いことだ」と表明した。
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6日夜、英国の与党保守党は、ジョンソン首相に対する党首としての信任投票を実施。しかし、不信任案を可決するために十分な票を獲得できなかった。投票は無記名および非公開で行われ、信任が211票、不信任が148票となった。
ジョンソン首相は「これは政治や国にとって非常に良い結果だと思う。これらの結果は将来を左右する。これは、つまり、政府として我々は本当に重要なことに集中し続けることができるということだ」と述べた。英スカイニュースがこの声明を放送した。
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ジョンソン首相は、新型コロナウイルスにより全国的なロックダウンが導入されていた中、首相官邸でパーティーが開かれていたというスキャンダルにより、批判の嵐にさらされ、退陣の危機に直面していた。その後、ジョンソン首相は謝罪し、罰金を支払った
ジョンソン首相自身は、国内の物価上昇やウクライナ情勢を考えると、退陣は無責任な決断だと述べていた
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