マックス・プランク人口研究所(ドイツ)の研究チームは、25〜64歳の男性2115人のテストステロン値測定の結果と仕事をしているかどうかに関するデータを分析し、彼らのその後の生活状況を追跡した。
結果、テストステロン値が中程度から高程度の男性失業者は、失業状態が続くケースが少なく、解雇された場合は新しい仕事を見つけるケースが多いことがわかった。
研究チームは、テストステロンが自分への自身を高めてくれるため、テストステロン値の高い男性は仕事を失う可能性が低く、新しい仕事を見つける可能性が高いという結論に達した。
また研究チームによると、研究では、テストステロン値の高い男性は仕事を探すためにインターネットを使用するケースが多いことも示されたという。
研究チームは今後、テストステロン値が女性の就職の見通しに影響を与えるかどうかについて調査する意向。
先に研究者らは、テストステロン値が低い人は新型コロナで重症化する傾向があることを発見した。
関連ニュース