同関係者によると、指摘されているのは「タイランド湾のリアム海軍基地の北部」の施設だという。今週、施設の土台の基礎工事が行われている。
また、報道によれば、中国とカンボジアの双方はこの情報を否定し、事態を隠蔽するため緊急措置を講じているという。
関係者やアナリストによると、「南シナ海西部に大型船の受け入れ可能な施設があることは、インド太平洋地域に影響力を拡大するという中国の野心という点から重要な要素になる」という。
報道では、そうした点でこの基地は中国にとって2番目に重要な施設となるが、戦略的に1番重要なのはインド太平洋地域の基地だと指摘する。現在、中国政府の唯一の外国基地は東アフリカのジブチに置かれている。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は2019年に、中国とカンボジアが、中国軍にリアム基地の30年の使用独占権を提供する秘密協定を締結したと報じている。
中国国防部の報道官は、この情報を虚偽の噂だとして否定している。
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